ラウンジ利用の費用を接待交際費にするサラリーマンが急増中
平成26年3月に改定された「法人の交際費等の損金不算入制度に関する規定」により、大企業における接待交際費が大きく増えると話題になっています。
今回は大事なお客様の接待でラウンジを利用する営業職のみなさん向けに、ラウンジ利用でおもてなしをするメリットと接待飲食費のルールについて詳しく解説していきます。
ラウンジがお客様接待に適している理由とは?
ラウンジを活用した接待をおすすめする最大の理由は、ラグジュアリーな空間で上質な接客を受けられるからです。
上司なソファや気品溢れるがお酒が用意されているラウンジは、カジュアルな雰囲気で知られるバーやスナックと比べて、おもてなし重視の飲食店と言えるのです。
またラウンジには「接待飲食店」という別名もありますので、大事なお客様と過ごすお店を探している営業職のみなさんには納得のサービスが受けられる存在と言えるでしょう。
もし大阪近郊で上質なラウンジを求めているのでしたら、北新地エリアのお店に訪れてみてください。
誰もが気になる!接待交際費の内容とは?
国税庁のホームページを確認してみると、下記のように接待飲食費が定義されています。
・自社の従業員が得意先を接待するために支払った飲食費
・飲食目的で支払う会場費
・飲食目的で支払うサービス料やテーブルチャージ料
・飲食店での飲食を終えた後、お土産としてお持ち帰りをする際の費用
・各種行事を行っている得意先に差し入れた土産や弁当代
この規定から考察すると、ラウンジ利用によって支払われた飲食代やサービス料は全て接待費の範囲内に該当します。
また北新地周辺の飲食店で食事をした後、そのお店のお寿司や特製スイーツをテイクアウトして「お土産」としてお客様に渡しても、接待交際費の範囲内で処理することができるのです。
このように税制上の接待交際費の内容を詳しく把握しておくと、お客様の接待に使ったお金を経費計上しやすくなると言えるでしょう。
念のため!接待交際費に該当しない費用を確認しておきましょう!
オーバーな接待によって自分のポケットマネーを減らさないためにも、接待飲食費に含まれない費用を知っておくことも大事な営業戦略になります。
・自社の従業員や役員、その親族に対する飲食費
・観劇や旅行、豪富などの催事を行った時の飲食費
・飲食店までの送迎費用
・得意先に行事などがない時に飲食物の詰め合わせ(お土産)を贈答する費用
旅行や観劇、ゴルフなどの終了後に、一部の取引先を誘って個別にラウンジに行く際の飲食代は、接待飲食費に含めることができます。
これに対して「旅行や観劇の参加者全員で飲食する」といった場合は、接待交際費への計上は難しくなりますので、「誰をどのように誘うべきか?」ということを入念に考えた上で取引先とのイベントを計画する必要があると言えるでしょう。
平成26年の改正では接待交際費の何が変わったのでしょうか?
平成26年3月の改正により、大企業における接待交際費の50%が非課税となりました。
この改正により大企業の接待交際費は50%まで経費で落とせるようになったため、大手企業で活躍する営業職のみなさん達が多くラウンジを利用し始めたのです。
ラウンジ以外の安価な飲食店ではメリットはないのでしょうか?
5,000円以下の接待交際費については、従来から会議費などで処理をすることが可能でした。
そのため、この改正によるメリットが得られる接待交際費の基準は「1人あたり5,000円以上」となりますので、接待によってそれなりのお金がかかるラウンジの利用が増えているのです。
このように税制上の利点から考察すると、50%の経費計上が可能でお客様にも喜んでいただけるラウンジの活用は、仕事のできる営業職のみなさんにはおすすめの接待法と言えそうです。
北新地ラウンジでも領収書をもらうサラリーマンが急増しました!
平成26年3月の税制改正以降、北新地ラウンジを利用するサラリーマンにも「会社名義の領収書」を持って帰る人が急増しています。
サラリーマンの中には「経費計上できるかわからないけど…」と仰る方々も見受けられますが、大事なお客様の接待であればラウンジの領収書は有効性の高いものになると考えて良いでしょう。
また大企業で活躍する営業職の間では、「ラウンジを利用したら領収書をもらう」という習慣が根付いてきていますので、大事なポケットマネーを減らさないためにも接待交際費に関する知識を深めておく必要があると言えるでしょう。
お客様の接待場所に悩んだ時には、高級店の多い北新地ラウンジを利用してみてください。